品種の特徴
デビッド・オースチンのイングリッシュローズコレクションの中で、最も頼れる品種のひとつです。病気にとても強く、バラは初めてという方にもお勧めです。うどん粉病に強い。黒星病は普通。
若いつぼみは、深みのあるオレンジレッドで、徐々に花びらが緩やかに並んだゴブレット型になります。花びらの一枚一枚は、表側がサーモンピンクに対して、裏側はコントラストの美しいゴールデンイエロー。あっという間に大きくよく茂る、アーチ状のシュラブになります。若葉はブロンズの色調で、スパイスの効いたリンゴのさわやかなティー系の香りがします。
シュラブローズはブッシュローズ(木立バラ)とクライミングローズ(つるバラ)の中間的な樹形で、やや高性になるものや半つる性になるものです。鉢植えや花壇、オベリスクなど使い勝手が良いので、用途やシーンを選ばずに用いやすい品種が多いです。