ごまは99.9%が輸入に頼っております!
国内に流通しているごまのほとんどが輸入品。
おもな産地としては、トルコ、エジプト、中国、ミャンマー、ペルーなど、約30カ国。
国内では、鹿児島県が もっとも生産量が多い。機械化できる部分が少なく、手間がかかるため、国内での生産増はなかなか難しいのが現状です。
皆様にゴマのパワーを知っていただき、土地を選ばず作付のできるこのゴマの栽培を普及していただきたいと存じます
容量20ml、1dl、1リットル
商品は季節によりメーカー直送となる場合がございますので予めご了承くださいませ。
また、1リットルはメーカー直送品を基本としておりますので代金引換以外の決済方法にてお願いいたします。
栽培環境・土づくり
日当たり、水はけ、風通しのよい畑で栽培します。原産地がアフリカのゴマは、発芽適温が25前後と高温なので、タネまきは十分暖かくなってからにします。タネまきの2週間以上前に1?当たり苦土石灰100gほど、1週間前に完熟堆肥約3kgと有機配合肥料100g程度を施します。タネが小さいので、まき床は平らになるようにていねいにつくります。
タネまき・植えつけ
40〜60cm幅の高うねのベッドをつくり、1条のスジまきにします。または株間10cm以上で4〜5粒の点まきもできます。タネが小さいので5mm程度薄く覆土し、クワの背で軽くおさえます。1〜2回間引きをして、本葉5〜6枚までに1本立ちにします。
管理のポイント
地温が低いと発芽や初期生育が悪くなるので、18以上を確保してタネまきします。ゴマは比較的乾燥に強いので、水やりを頻繁に行う必要はありません。窒素肥料が多いと軟弱に育ち、倒れやすくなります。間引きして1本立ちにしたら軽く中耕し、株元に土寄せをして倒伏しないようにします。側枝は手でかきとり、主枝や実に栄養がいくようにします。
病害虫・生理障害
病気に強い作物ですが、モザイク病や青枯病が発生することがあります。葉がモザイクになったり縮んだりするモザイク病は、アブラムシが媒介するので、アブラムシを防除します。高温・多湿で、茎葉が青い(緑の)まましおれる青枯病が発生しやすくなります。病株は抜きとり、持ち出し処分します。連作は避けます。アブラムシやヨトウムシは見つけ次第、捕殺します。
収穫・保存・利用
葉が枯れ落ち、下の莢がはじけて始めたら、株元から刈りとります。雨の当たらないところで追熟し、十分乾燥させます。大部分の莢が割れ始めたら、新聞紙やビニールシートの上でたたいてゴマを落とします。フルイにかけてゴミを除き、水洗後、乾燥させて貯蔵します。いって各種料理に利用します。
参考資料: ゴマの資料・画像は「農林水産省ホームページ」を参照しております。