内容紹介 くりこみ理論により、1965年にノーベル物理学賞を受賞した朝永振一郎。歿後から一年、1980年7月8日に刊行された本書を、生誕百年にあたり、新装版でお届けする。 物理学者として、さらに東京教育大学学長や日本学術会議会長として、教育者、行政家の役割を担った、朝永の全体像が浮び上がるように、36人の執筆者、および16篇の自身の文章と2篇の対話、さらに多数の写真を収録する。全体は6期に分かれ、幼稚園の先生、御親族、同級生、同僚、また科学者京都会議を共に呼びかけた大佛次郎、桑原武夫の証言を、生涯に沿って読むことができる。 朝永の人間像を理解する個人史としてのみならず、日本の物理学の歴史をたどる貴重なドキュメント。 内容(「BOOK」データベースより) 朝永/振一郎の全体像を描く、36人の執筆者、16篇の自身の文章と2篇の対話、写真を収録。日本の物理学の歴史をたどる貴重なドキュメント。