内容紹介ピューリタン革命の立役者,オリヴァ・クロムウェルはデモクラシー思想の点でも,政治指導者という意味からも重要な人物であるが,その本格的研究が立ち遅れている.本書では,序章「クロムウェル研究史」,第1部「クロムウェルの宗教」,第2部「クロムウェルと政治」,第3部「クロムウェルと国際関係」という多角的な視点からクロムウェルの全体像を構築する.またクロムウェル研究に益する詳細なクロムウェル研究関連文献を付している.内容(「BOOK」データベースより)本書では、「クロムウェルとイギリス革命」との関連の解明を第一の課題にすえて、イギリス革命が開始された1640年から王政復古を迎える1660年までを主要な検討時期とした。その構成は、まず序章「クロムウェル研究史」(田村秀夫)が、最近の研究動向に配慮し?